妊娠中の胸やけ・胃もたれと漢方|大きくなるお腹に押される胃を、体質からやさしく整える

はじめに

お腹が大きくなってきた頃から、みぞおちのあたりが焼けるように熱い、食後にいつまでも胃が重い、げっぷばかり出る——そんなお悩みを抱えて運龍堂にご相談にいらっしゃる妊婦さんは、決して少なくありません。実際、妊娠中に胸やけや酸っぱいものがこみ上げる感覚を経験する方は妊婦さん全体のおよそ4〜5割にのぼり、妊娠後期にかけては7割近くに達するという報告もあります。つわりが落ち着いてほっとしたのも束の間、今度は胃の不快感で食事が楽しめない、夜も眠りにくいという声は本当によく耳にします。

これは決して気のせいでも、我慢が足りないわけでもありません。妊娠中の体には、胸やけや胃もたれが起こって当然といえるだけの、はっきりとした理由があります。この記事では、妊娠中の胸やけ・胃もたれ・げっぷがなぜ起こるのかを、西洋医学と東洋医学の両方の視点からひもとき、赤ちゃんとお母さんの両方に配慮しながら体質を整えていく方法を、運龍堂の視点から解説します。

妊娠中の胸やけの全体像

佐藤のひとこと

妊娠中の胸やけは、我慢してしまう方がとても多いんです。お腹が大きくなれば胃が押されるのは自然なことなので、食べ方を少し工夫するだけでも過ごしやすくなることがあります。お薬選びに迷ったら、担当の先生と合わせてご相談くださいね。

監修:運龍堂 代表 佐藤 貴繁(博士(薬学)・薬剤師)

妊娠中に胸やけ・胃もたれが起こりやすい理由

● 西洋医学的な観点から

妊娠中の胸やけには、大きく三つの生理学的な仕組みが重なっています。一つめはホルモンの影響です。妊娠が成立すると、妊娠を維持するはたらきをもつプロゲステロン(黄体ホルモン)が大量に分泌されます。このホルモンには子宮の筋肉をゆるめる作用がありますが、その作用は子宮だけに限定されず、消化管の平滑筋にも同じようにはたらきます。その結果、食道と胃のつなぎ目にあって胃の内容物が逆流しないよう締めている「下部食道括約筋」の圧が下がり、胃酸を含んだ胃の中身が食道へ上がりやすくなります。

二つめは胃の動きそのものの変化です。同じくプロゲステロンの影響で胃や腸のぜん動運動がゆるやかになり、食べたものが胃から十二指腸へ送り出されるまでの「胃排出時間」が延びます。胃の中に食べ物がとどまる時間が長くなるため、食後に重だるさが続く、少し食べただけで張る、げっぷが出るといった症状につながります。

お腹の成長と胃の圧迫

三つめが物理的な圧迫です。妊娠後期になると子宮は骨盤内から胸のすぐ下あたりまで大きくなり、胃は上へ押し上げられて横に平たく変形します。胃が入るスペースそのものが狭くなるため、一度に入る量が減り、少量でもすぐにいっぱいになります。同時にお腹の中の圧力(腹圧)が高まるので、ゆるんだ下部食道括約筋を押しのけて胃の内容物が食道へ逆流しやすくなります。妊娠後期に症状が強まりやすいのはこのためで、横になったときや前かがみになったときに悪化するのも、腹圧と重力の関係で説明できます。妊娠中は「食べたものが出ていくのが遅く、逆流しやすく、胃の容量も小さい」という三重の条件がそろっているのです。

胸やけが起こりやすくなる要因

● 東洋医学(漢方)の観点から

東洋医学では、胃は本来「下へ下へと送る」はたらきをもつ場所だと考えます。口から入ったものを受け止め、消化して、下の腸へ順に送り出していく。この下向きの流れがスムーズであることが、快適な消化の条件です。ところが何らかの理由でこの流れがせき止められると、行き場を失ったものが上へ逆戻りしてしまいます。この状態を「胃気上逆(いきじょうぎゃく)」、つまり胃の気が下がらずに上へ逆流している状態と呼びます。げっぷ、胸やけ、こみ上げ、吐き気は、いずれもこの上向きの流れが表に出たものと考えられています。

妊娠中にこの逆流が起こりやすくなる背景には、いくつかの体質のかたよりがあります。まず気滞(きたい)です。気滞とは、体を巡るエネルギーの流れが滞った状態のこと。大きくなった子宮に押されて胃の周囲がつかえ、さらに出産への不安や環境の変化が加わると、気の巡りが滞ってお腹の張り、げっぷ、ため息、喉のつかえ感といった形で現れます。

次に水滞(すいたい)です。水滞とは、体に必要な水分がうまく巡らずに一か所にとどまってしまった状態を指します。胃のあたりで水がとどまると、みぞおちがぽちゃぽちゃする、胃が重い、吐き気を伴うといった症状が出やすくなります。そして気虚(ききょ)、すなわち体のエネルギーそのものが不足した状態も見逃せません。赤ちゃんを育てるために体力が使われ、胃腸を動かす力が落ちると、食欲が出ない、食後にぐったりする、少量でも消化しきれないという状態になります。さらに、胃に余分な熱がこもると、焼けるような胸やけ、口の渇き、から咳として現れます。運龍堂では、その方の不快感がどのタイプに近いのかを丁寧にうかがったうえで、体質に合った整え方をご提案しています。

気滞水滞気虚胃熱

主な症状

妊娠中の胃の不快感は、人によって現れ方がさまざまです。よくみられるのは、みぞおちから胸の奥が焼けるように熱い、酸っぱいものや苦いものが喉までこみ上げる、食後に胃が重く何時間も残る感じがする、げっぷが頻繁に出る、みぞおちがつかえて食べ物が下りていかない、といった訴えです。

また、横になると症状が強まるため夜中に目が覚める、喉がいがいがして声がかすれる、から咳が続く、口の中が苦い、といった食道や喉に及ぶ症状を伴うこともあります。食欲はあるのに少ししか食べられない、逆に胃が気持ち悪くて食べる気になれない、というギャップに戸惑う方も多くいらっしゃいます。いずれも妊娠中の体の変化として起こりうるものですが、つらさを我慢し続ける必要はありません。

妊娠中の胸やけの主な症状

妊娠中でも使える漢方・薬膳素材を、薬剤師にオンラインで相談できます

妊娠中は使える漢方が限られます。今の週数やお体の様子をうかがって、無理なく取り入れられるものをご提案します。担当の先生の治療と並行してのご相談も大丈夫です。

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服用可能な漢方薬・薬膳素材

漢方では、同じ「胸やけ」でも体質やほかの症状の組み合わせによって選ぶものが変わります。妊娠中は特に慎重な見極めが必要ですので、以下はあくまで代表的な考え方としてご覧いただき、実際の選択は必ず産婦人科の主治医にお伝えしたうえで、漢方の専門家とご相談ください。

● ① 六君子湯(りっくんしとう)

胃腸のはたらきを助ける、消化器の不調に対する基本の処方です。人参・白朮・茯苓・甘草に、陳皮と半夏を加えた構成で、弱った胃腸に力を補いながら、たまった余分な水分をさばいていくと考えられています。食欲がわかない、少し食べただけでお腹がいっぱいになる、食後に体が重だるくなって動けない、疲れやすく顔色がすぐれない——こうした気虚(ききょ)、つまり体のエネルギー不足の傾向がある方に向くとされています。胃の動きそのものを底上げすることで、胃に食べ物がとどまる時間を短くし、結果として逆流しにくい状態づくりを支えることが期待されます。

六君子湯

● ② 香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)

六君子湯に、香附子や縮砂といった気の巡りを整える生薬を加えたものです。胃腸を助けるという土台は同じですが、そこに滞りを動かすはたらきが上乗せされています。お腹や胃のあたりが張って苦しい、げっぷが頻繁に出る、ガスがたまりやすい、ストレスがかかると症状が強まる——といった気滞(きたい)、すなわち気の流れが滞ったサインが目立つ方に用いられることがあります。六君子湯を試して「胃は少し楽になったけれど、張りとげっぷが残る」という場合に検討されることも多いものです。

● ③ 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

半夏・厚朴・茯苓・蘇葉・生姜から成るもので、喉から胸にかけての「つかえ感」に用いられてきました。喉に何かが引っかかっているようで飲み込みにくい、つかえて食べられない、ため息が多くなる、不安で気持ちが落ち着かない、といった訴えのある方に向くとされています。東洋医学では、気滞(きたい)が喉のあたりで水分のとどこおりと重なった状態と考えられており、気の巡りを整えながら余分な水分をさばくことで、つかえが和らいでいくことが期待されます。妊娠後期の息苦しさや、不安による食べにくさを伴う方にもご相談の多いものです。

香砂六君子湯と半夏厚朴湯

● ④ 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

みぞおちのつかえを目標に用いられてきたものです。半夏・黄芩・黄連・人参・乾姜・大棗・甘草を組み合わせ、胃のあたりにこもった熱と、冷えて動きの鈍った部分の両方に配慮する構成になっています。みぞおちがつかえて重苦しい、胸やけがある、げっぷが出る、お腹がゴロゴロ鳴る、便がゆるくなりやすい——といった、熱っぽさと冷えの症状が混ざっている方に向くとされています。胸やけと軟便が同時にあるという方は、このタイプに近いことがあります。ただし甘草を含みますので、ほかの漢方薬との併用には特に注意が必要です。

● ⑤ 麦門冬湯(ばくもんどうとう)

麦門冬・半夏・人参・甘草・粳米・大棗から成る、体をうるおしながら上へ突き上げる勢いを鎮めていくものです。胃のあたりが熱っぽい、口や喉が渇く、痰の切れにくいから咳が続く、話していると咳き込む、といった症状を伴う方に用いられてきました。逆流した胃酸で喉や食道が刺激され、咳やいがいが感が出ている妊婦さんにご相談いただくことがあります。うるおいが不足して乾いた状態を想定していますので、みぞおちに水がたまってぽちゃぽちゃするタイプの方には向かないとされ、見極めが大切です。

半夏瀉心湯と麦門冬湯

薬膳素材

毎日の食卓に取り入れやすい食品の中にも、胃をいたわる助けになるものがあります。

なつめ(棗/なつめ)は、やさしい甘みで胃腸を落ち着かせ、気持ちを穏やかにするとされる果実です。そのまま数粒いただくほか、お湯で煮出してお茶にすると香りもよく、間食代わりにもなります。みかんの皮(陳皮/ちんぴ)は、さわやかな香りが気の巡りを整えるとされ、張りやげっぷが気になるときに向いています。無農薬のみかんの皮を干して細かく刻み、白湯に浮かべるだけでも香りが立ちます。蒸し生姜(乾姜/かんきょう)は、生の生姜を蒸してから乾かしたもので、体の内側をゆっくり温めるとされます。冷たいものが胃にこたえる方は、少量を汁物に加えてみてください。

蓮肉(れんにく)は蓮の実で、胃腸をととのえ気持ちを落ち着かせるとされます。おかゆやスープに入れるとほくほくとした食感が楽しめます。松の実(まつのみ)は、うるおいを与えるとされる木の実で、乾いた咳や口の渇きが気になるときに。軽く炒って和え物やスープに散らすと風味が増します。茴香(ういきょう)は、お腹の張りやガスが気になるときに使われてきた香りのよい種子で、少量をお茶にしたり、煮込み料理の香りづけに用います。枸杞の実(くこのみ)は、うるおいを補うとされる赤い実で、そのままつまんだり、おかゆに散らしたりと手軽に使えます。

いずれも食品として無理のない量を、体調を見ながら少しずつ取り入れてください。妊娠中は自己判断で健康食品や漢方薬を選ばず、必ず産婦人科の主治医と漢方の専門家にご相談ください。

薬膳素材

注意が必要な漢方薬

漢方薬は自然由来だから妊娠中でも安心、というのは誤解です。生薬の中には、妊娠中の使用に慎重を要するものがはっきりと存在します。代表的なのが、大黄(だいおう)や芒硝(ぼうしょう)といった強い下剤作用をもつ生薬です。腸を強く動かす作用が子宮の収縮を誘発するおそれがあるため、これらを含むものは妊娠中には用いません。

また、桃仁(とうにん)・紅花(こうか)・牡丹皮(ぼたんぴ)・麝香(じゃこう)のように、血の巡りを強く動かす(活血のはたらきが強い)生薬も、妊娠中は慎重を要するものとされています。妊娠していないときには役立つはたらきでも、妊娠中には避けたほうがよい場合があるということです。附子(ぶし)は強く温める作用をもちますが取り扱いに専門的な配慮が必要で、麻黄(まおう)は交感神経を刺激して動悸や血圧の上昇を招くことがあるため、いずれも妊娠中の使用には特別な注意が求められます。

さらに、多くのものに含まれる甘草(かんぞう)にも注意が必要です。甘草を長期に多量に摂ると、むくみ・血圧上昇・体のだるさ・手足の脱力といった偽アルドステロン症と呼ばれる状態を起こすことがあります。妊娠中はもともとむくみや血圧の変動が起こりやすい時期ですから、複数の漢方薬を自己判断で併用して甘草が重なることは特に避けてください。市販の胃腸薬やサプリメントとの併用も含め、いま飲んでいるものはすべて産婦人科の主治医にお伝えしたうえで、漢方の専門家と一緒に選ぶことが何より大切です。

おすすめの食品

胃が押し上げられて容量が小さくなっている時期は、「何を食べるか」と同じくらい「どう食べるか」が大切になります。まずおすすめしたいのは、消化にやさしく、胃にとどまる時間が短いものです。やわらかく炊いたおかゆやうどん、よく煮た大根やかぶ、じゃがいも、かぼちゃといった根菜類は、胃への負担が軽く、体も温まります。

たんぱく質は赤ちゃんの成長にも欠かせませんが、脂の多い部位は胃排出を遅らせます。白身魚、鶏のささみやむね肉、豆腐、卵、脂肪の少ないひき肉などを、蒸す・煮る・茹でるといった油の少ない調理法でとると安心です。キャベツや山芋は胃の粘膜をいたわる食材として知られ、キャベツはくたくたに煮てスープに、山芋はすりおろして温かい汁物に加えると食べやすくなります。

りんごやバナナのような刺激の少ない果物、常温の白湯やほうじ茶、麦茶なども、胸やけがあるときには心強い味方です。反対に、冷たい飲み物を一気に飲むと胃の動きが鈍りますので、少しずつ、常温以上の温度でとるようにしてください。そしてもっとも取り入れやすい工夫が「少量頻回」です。一日三食にこだわらず、五〜六回に分けて少しずつ食べると、胃の中の量が常に少なく保たれ、逆流が起こりにくくなると考えられています。

避けた方が良い食品・飲み物

胸やけが強いときには、下部食道括約筋をゆるめるはたらきのあるものと、胃酸の分泌を高めるものを控えることが助けになります。具体的には、揚げ物・天ぷら・生クリームやバターを多く使った洋菓子などの高脂肪食、唐辛子やこしょうを効かせた辛い料理、酸味の強い柑橘類やトマトソース、酢の物などです。

チョコレートやミント(ペパーミント)は、意外に思われるかもしれませんが下部食道括約筋をゆるめるとされ、胸やけがある時期には控えめにしたい食品です。炭酸飲料は胃をふくらませてげっぷと逆流を招きやすく、コーヒーや濃い緑茶などカフェインの多い飲み物も胃酸の分泌をうながします。妊娠中はカフェインそのものの摂取量にも配慮が必要ですので、この時期はカフェインの少ないほうじ茶や麦茶、白湯へ切り替えるとよいでしょう。

なお、妊娠中は飲酒と喫煙を控えることが大前提です。どちらも逆流を悪化させるだけでなく、赤ちゃんの発育にも影響します。禁煙が難しい場合は、遠慮なく主治医にご相談ください。

日常生活での対策

食事の工夫と並んで大切なのが、姿勢と生活リズムの見直しです。まず、食後すぐに横にならないこと。食べてから少なくとも二〜三時間は上体を起こして過ごし、就寝の三時間前までに夕食を終えられると理想的です。寝るときは上半身を高くして、枕やクッション、たたんだ毛布などを背中から頭にかけて斜めに入れ、上体全体をゆるやかに持ち上げると逆流が起こりにくくなります。頭だけを高くすると首に負担がかかるので、背中から支えるのがコツです。

横向き、特に体の左側を下にして寝ると、胃の形の関係で逆流が軽くなることがあります。妊娠後期は左側を下にした姿勢が血流の面でもすすめられますので、抱き枕を使って楽な姿勢を探してみてください。日中は、前かがみの姿勢や、お腹を締めつける衣類・下着を避けましょう。腹圧が上がると逆流しやすくなります。

体を動かすことも助けになります。食後に十五分ほどゆっくり歩くと、胃の動きがうながされて消化が進みやすくなります。マタニティヨガやストレッチも、無理のない範囲でなら気の巡りを整える助けになると考えられています。気持ちの面では、深くゆっくりした呼吸を意識するだけでも、みぞおちのつかえがふっとゆるむことがあります。ツボであれば、みぞおちとおへその中間にある中脘(ちゅうかん)を手のひらでやさしく温めるようになでる、手首の内側にある内関(ないかん)を指の腹で心地よい強さで押す、といった方法が知られています。妊娠中は強く押しすぎず、心地よさを目安にしてください。

日常生活の養生

そして、次のような症状があるときは、養生や漢方の前に、まず受診してください。市販薬で紛らわせず、すぐに産婦人科または医療機関にご連絡いただきたいサインです。

・強い胸やけが眠れないほど続く、あるいは日ごとに悪化している

・食べられない状態が続き、体重が減ってきた

・吐血がある、コーヒーかすのような嘔吐物が出る、黒いタール状の便が出る

・みぞおちに強い痛みがある、痛みで動けない

・血圧の上昇をともなう右上腹部やみぞおちの痛み、強い頭痛、目のちらつき、急なむくみ(HELLP症候群や妊娠高血圧症候群の可能性があります)

特に最後の項目は、ふだんの胸やけと見分けがつきにくいことがあります。「いつもと違う」と感じたら、迷わずご連絡ください。

まとめ

妊娠中の胸やけ・胃もたれ・げっぷは、プロゲステロンによる下部食道括約筋のゆるみ、胃排出時間の延長、そして大きくなった子宮による胃の圧迫という、三つの変化が重なって起こります。東洋医学の目で見れば、本来は下へ下へと流れるはずの胃の動きがせき止められ、上へ逆流している状態です。その背景には、気滞(きたい)による滞り、水滞(すいたい)による水のとどこおり、気虚(ききょ)によるエネルギー不足、あるいは胃にこもった熱といった、その方ならではの体質のかたよりが隠れていると考えられています。

同じ胸やけでも、張りとげっぷが強い方、喉のつかえが強い方、みぞおちのつかえと軟便がある方、乾いた咳と口の渇きをともなう方では、整え方が変わります。少量頻回の食事、食後すぐ横にならないこと、上半身を高くして眠ることといった日々の工夫を土台にしながら、体質に合った手当てを重ねていくことが、この時期を穏やかに過ごす近道になると考えられています。

ただし、妊娠中の漢方薬は、必ず産婦人科の主治医にお伝えしたうえで、漢方の専門家と一緒に選んでください。自己判断での服用や、市販薬・健康食品との重ね飲みは避けていただきたいところです。運龍堂では、妊娠週数や現在の体調、お薬手帳の内容までうかがったうえで、無理のない形をご一緒に考えています。ご来店が難しい方のために、オンラインでの漢方相談にも対応しておりますので、お腹が大きくなって外出がつらい時期でも、ご自宅から落ち着いてご相談いただけます。おひとりで抱え込まず、どうぞお気軽にお声がけください。

■杜の都の漢方薬局 運龍堂: https://unryudo.com/

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■公式インスタグラム: https://www.instagram.com/unryudo/

~オンライン漢方相談~
運龍堂では、わざわざご来店いただかなくても、オンラインによる遠隔でのご相談にも対応しております。 漢方を通して、皆様の健康と生活習慣を整えられればと思います。まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。

上記の公式LINEより、

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